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東大松尾研発スタートアップ「EQUES」、経済産業省およびNEDOによる「GENIAC」に採択

薬学分野・製薬業務に特化したLLMの開発、データセット構築および評価ベンチマーク作成を実施予定

2024年10月17日



東大松尾研発AIスタートアップ・株式会社EQUES(本社:東京都文京区、代表取締役:岸尚希、以下「EQUES」)は、日本国内の生成AI基盤モデル開発力の底上げを目的としたプロジェクト「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」に採択され、薬学分野・製薬業務に特化したLLMの開発を開始したことを報告いたします。



EQUESの取り組む製薬特化LLM開発



EQUESでは、製薬業界を中心にAIソリューション開発を行っております。製薬業界では高度の科学技術と膨大なテキストデータに基づく医薬品製造や創薬開発が行われておりますが、膨大な量のデータ処理や文書業務等が負担になっており、AI活用による効率化のニーズが高まっています。一方で、製薬会社の持つ情報の専門性と機密性からドメイン特化のオープンソースのLLMが求められていますが、製薬分野に特化したLLMは未だ存在しません。そこでEQUESでは製薬特化のLLMを開発することにより、製薬に関する業務のスピードと効率の向上を目指します。


■株式会社EQUES リードエンジニア 小野新之介よりコメント

「日本の生成AI開発力の強化という重要なプロジェクトの一端を担うことになり、とてもワクワクしています。製薬業務の効率化に特化したLLMの開発は世界的にも例がないですが、これまでのEQUESと製薬会社様との協業の成果も参考にしながら、社会実装を見据えたモデル開発を実施してまいります。また、モデル開発の過程で得た知見や学習・評価データ等は積極的に公開し、今後の国内でのLLM開発に貢献できればと考えております。」


■株式会社EQUES 取締役CTO 助田一晟よりコメント

「本プロジェクトではGENIACコミュニティの一員としてドメイン特化LLMの研究開発に挑みます。GENIACの大変貴重な環境・コミュニティに感謝申し上げます。これらを最大限活用しながら、製薬業界を中心に業務の現場で実用できるモデルの提供を目標に設定し、日々研究開発に取り組んでまいります。」


GENIACについて

GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)は、国内の生成AIの開発力強化を目的とし、 経済産業省及びNEDOが協力して実施する事業です。主に生成AIのコア技術である基盤モデルの開発に対する計算資源の提供や、データやAIの利活用に向けた実証調査の支援等を行っています。この度NEDOが実施した公募に、弊社の提案である「薬学分野・製薬業務に特化したLLMの開発」が採択されました。


関連リリース

経産省: https://www.meti.go.jp/press/2024/10/20241010001/20241010001.html

NEDO: https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101790.html


採用情報

EQUESは、LLMの研究開発をはじめとして、共に事業を進める仲間を積極的に募集しております。ぜひEQUESの会社HPや、以下の採用ページをご覧ください。また、カジュアル面談やオープンオフィス等のイベントも行っておりますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。


EQUESについて

株式会社EQUESは、『最先端の機械学習技術をあやつり社会の発展を加速する』という理念の下、GenerativeAIや数理最適化に焦点を当て研究開発を行なっている東大松尾研発スタートアップです。現役東京大学院生の創業者らを中心としてメンバーそれぞれの専門性を結集し、企業の課題に向き合いながらAI・機械学習分野を中心とした最先端技術を社会に実装してまいります。

社名 : 株式会社EQUES(エクエス)

代表取締役 : 岸尚希設立:2022年2月

本社所在地 : 東京都文京区本郷3丁目30番10号本郷K&Kビル2F

事業内容 : AIソリューション開発

会社ホームページURL : https://www.eques.co.jp


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